税理士の日常

税理士による法人決算説明会で私が伝えること

税理士は税務署、市役所区役所などと連携し、税の相談会や説明会で活動しています。私も年に何度かこのような活動に携わっています。その一つに、「法人の決算説明会」があります。今回は、私がそこでどのようなことを説明し、どのようなことを最も伝えたいと...
コラム

年末調整で確認したい所得控除

年末調整とは、原則として「扶養控除等申告書」を提出している人が年に一度行う手続きです。会社の従業員などは毎月給与から所得税を源泉徴収されていますが、1年の最後に、この年末調整で所得控除などを考慮することで1年分を精算します。年末調整担当者は...
相続コラム

株の相続で見落としがちな単元未満株と配当金

新NISAの開始により、株式投資を始めた方が増えています。それもあってか、相続財産の中に上場株式が含まれるケースも多くなりました。上場株式やその配当金の中には、相続財産から漏れてしまいやすいものがあります。特に注意すべき株式と配当金の取り扱...
売却(賃貸物件)

不動産売却での固定資産税精算金の税務上の扱いは?

不動産を売却し、物件を引き渡す際、売買代金以外にも精算するお金があります。主なものは、固定資産税や都市計画税(以下、固定資産税等)です。マンションの場合は、管理費と修繕積立金も精算します。これらの精算金が、税務上どのように扱われるのかは重要...
コラム

住宅や家財、商売道具が災害にあった時の税の取扱い

年、大雨による浸水など、自然災害の被害が増えています。もし所有する住宅、家財、商品、または商売道具が災害で損害を受けた場合、税金の負担を軽減するための措置が用意されています。これらの税制上の救済措置について、所得税と地方税を中心に見ていきま...
相続コラム

本当は怖い 相続時精算課税

「贈与の制度が変わり、相続時精算課税制度を使うと節税になる」と思いこまれて、相談にいらっしゃる方が増えてきています。相続時精算課税は、しくみをきちんとわかっていないと取り返しの利かなくなる実は怖い制度です。これだけは知っておいてほしいことを...
コラム

不動産の売却とふるさと納税の関係

株や不動産を売っていつもより所得が増える年は、ふるさと納税の額を増やすチャンスかもしれません。ただし不動産を売ったときのふるさと納税には、いくつか注意する点があります。ふるさと納税とはふるさと納税は地方自治体への寄付です。この寄付額(正確に...
相続コラム

相続税からみるタンス預金のリスク

先頃、「タンス預金は60兆円規模と日銀の公表資料からわかった」(毎日新聞)という記事がありました。タンス預金は実際の取引には使われず、金庫や引き出しなどにしまっているお金のことです。なぜため込まれるのか、それによる弊害は?タンス預金のメリッ...
相続コラム

相続でNISA口座はどうなる?

2024年に新NISAが始まり、NISA口座を開設する人が増えました。これにともない、今後NISA口座にある株などを相続する人が増えてくると予想されます。相続ではどのような取り扱いになるのか、見ていきましょう。NISAとは通常証券会社などで...
税理士の日常

税は何に使われているの?~地域によって使い道がかわる

各中学校、高校では「税の作文」を夏休みの宿題にしているところもあるようです。「税は何に使われているのか」を調べることで、自分が住んでいるまちのこれからを考えることができます。子どもたちは夏休みの宿題の参考に、おとなも住んでいるまちやこれから...