相続コラム

贈与には2つの制度がある

昨年2024年に贈与の制度が変わりました。あらためて、贈与税の2つの制度についてまとめます。贈与税は、相続税を補完する制度とされています。どちらも人から人へ財産が移ることに対して課税されますが、贈与税は生前に、相続税は亡くなってからの移転に...
相続コラム

相続税節税のカギ 二世帯住宅に住む

親子が二世帯住宅で同居していると相続税の節税になる可能性があるとよく言われます。これは「小規模宅地等の特例」の適用により相続税評価額が80%減額されることによります。制度の概要は「小規模宅地等とは?」で述べていますが、二世帯住宅に焦点を当て...
賃貸中

家賃を収入として計上するタイミング

家賃収入がある人は、確定申告で家賃をその年の収入として計算しなくてはなりません。12月分や1月分など、年をまたいで入金がある場合に、今年と来年、どちらの年で計上したらいいのでしょうか。●収入金額に入れるものまずそもそも何を収入として計上しな...
相続コラム

遺言を残した方がいい人

財産を残す人の意思を反映できる遺言ですが、どんな人が遺言を書いた方がいいのでしょうか。・相続人どうしで争っている、争う可能性が高い・相続人以外に財産を残したい人がいる・特定の財産を特定の人に残したい・DINKSなど子どもがおらず、配偶者と親...
コラム

壁から考える個人事業者の節税、脱税、手取り収入

「103万円の壁」は主に給与所得者すなわちサラリーマンを念頭に置いて論じられています。しかし税金が発生する「壁」は、フリーランスなど個人で事業をして収入を得ている人にも関係のある話です。「壁」の説明の中で、「税金は発生するが、増えた分に税率...
コラム

103万円の壁って?~「壁」にも種類がある

個人が納める税金は、所得税の他に個人住民税があります。個人住民税は「地域社会の費用の負担を住民が広く分かち合う「地域社会の会費」的な性格を有する税」(総務省HP)です。個人住民税にもいくつか種類がありますが、そのうちの所得割についてみていき...
コラム

103万円の壁って?~扶養している家族がいる場合

前回は、自分が納める所得税の視点から、「壁」について考えてきました。確かに103万円以上の年収があると所得税を納めることになりますが、同時に手取金額も増えることがわかりました。では自分が家族を養っている場合、所得税ではどんな計算になるのでし...
コラム

103万円の壁って?~所得税のしくみ

この秋の衆議院選挙を通じてにわかにクローズアップされてきた「103万円の壁」。この103万円に代表される「年収の壁」は、以前から存在していました。これがクローズアップされることで税制の本質が論じられるようになることは、私たち国民にとってとて...
自宅売却

3,000万特別控除とローン控除は一緒に使えない

自宅を売却したときの所得が3,000万円以下であれば、居住用3,000万円の特別控除を使って税金の負担を減らすことが考えられます。一方、旧自宅を売却して新しく自宅を買い換えたときに、新しい自宅には住宅ローンを組んでいることもあります。その場...
自宅売却

自宅売却で特例を受ける時に必要な書類

自宅を売却した時の3,000万円控除と軽減税率の適用を受ける場合に必要な書類があります。●居住用3,000万円特別控除の適用を受けるために税務署に提出する書類この3,000万円控除を受けることにより支払う税金が無くなる場合であっても、この特...